繁忙期にJR券を取るなら、1ヶ月以上前にみどりの窓口へ

帰省、旅行が重なる、お盆やお正月。JRの指定席券予約もかなり立て込みます。

JR指定席券は、該当日の1ヶ月前からしか、予約はできません。しかし、さまざまな都合により、旅行計画(往復の日程)を決めてしまった後に、JRや飛行機などの交通手配にかかる場合もあるでしょう。

「滞在予定期間はすでに決めているので、この往復の指定席券は絶対に取りたい」-。

こんなときは、最寄りのJR駅の「みどりの窓口」に、1ヶ月以上前に「指定券申込書」を預けておく方法が、取得できる確率は高いです。

この記事の目次です

「みどりの窓口」の駅事務員さんに託す方法

JR指定席券は、1ヶ月前の午前10時から、全国一斉に予約が解禁になります。

カレンダーの並びによっては、1つの車両を巡って、全国からの予約が一時的に集中します。

「指定券申込書」を入手

JR窓口を頼るときは、事前に指定券申込書を手に入れておきます。

指定券申込書

この申込書は、みどりの窓口を訪ねれば、いつでも貰えます。

もし乗りたい列車の出発時間が確定していれば、その場で書き込んでも構いません。用紙1枚で、列車4本まで(2往復分)の予約が書き込めるようになっています。

【追記】指定券申込書は東京都内の駅では廃止されているとのコメントをいただきました。
ご利用の際は、お住まいの地域のみどりの窓口で取り扱いがあるか一度ご確認ください。

みどりの窓口へ持ち込む

指定券申込書は必ず、予約したい列車の出発日の1ヶ月より前に、窓口の事務員さんに預けます。窓口は土日や祝日も開いています。

もし往復の日付だけは決まっていて、列車の時間が調べられていなくても、窓口で親切に相談に乗ってくれますので安心です。

予約結果を待つ

予約が取れた場合、駅事務員さんからは、予約が取れた時点で電話が入ります。

つまり、解禁となる10時から事務員さんは予約作業を始めてくれるはずですので……おおよそ2時間後、お昼12時までに駅から電話がない場合は、残念な結果だったと判断してください。

予約が取れたら、あとは出発日までに駅に引き取りに行って、精算を済ませればOKです。

駅事務員さんを頼らず、希望日の1ヶ月前の日付に、自身で窓口を訪ねても指定席券の予約はできます。

こちらの方法は1ヶ月前の午前10時に、事情があって窓口に来られない場合などに、頼ってみてください。

専用予約サイトは一長一短

JR東日本・JR北海道が共同で運営する予約サイト、『えきねっと』で買える、『お先にトクだ値』という早割プランは、簡単な操作で、道の乗車券+指定席特急券のセットが予約できます。

予約の解禁は、みどりの窓口と同じ1ヶ月前です。

西日本にお住まいの方はJR西日本の『JRおでかけネット』の『Club J-WEST』にて、新幹線チケットの予約ができます。

便利な一方で、解禁のタイミングでネットが繋がりにくい状況であったり、たまたま他に手が離せないことが発生したりすると、予約のタイミングを逃してしまいます。

●メリット

①10~40%くらい割安で買えるチケット(区間)もある。
②窓口に足を運ばなくて良い。
③受け取り前であれば、出発時刻の6分前まで変更が可能。

※ネット上での手続きに限られます。

●デメリット

①予約解禁の10:00~にネット環境にスタンバイをしていなくてはならない。
②全区間が対象ではない。
※ちなみにボクが取りたかった区間は割引対象外で、窓口とネットでは料金は同じでした……。
③会員登録が必要。

まとめ

繁忙期の交通機関の予約は運とタイミングです。

みどりの窓口?ネット?と迷われる場合は、ます、窓口に1ヶ月以上前に申し込む方法を選んでみてください。

そこで……出発日の1ヶ月前、お昼になっても、JRから「予約が取れました」と連絡がない場合に、そのあとから『えきねっと』を利用するのが堅実だと思います。

もしみどりの窓口にも頼んでおきながら、1ヶ月前の日に自身でネット予約でも申し込み、両方で取れた場合は、すぐに片方をキャンセルしましょう。

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コメント

  1. みなみ より:

    東京都内の駅では、この取り扱いは数年前に廃止されました。誤解を招く記事なので訂正してください。窓口でトラブルになりかねません。

    • CHIHO より:

      みなみ様

      ご指摘いただきありがとうございます。

      東京都内では取り扱いがないことを知らず、記事にしてしまいました。

      注記として付け加えさせていただきました。

      言っていただいて大変助かりました。ありがとうございます!