30円で心をつかむ!『ブラックサンダー』が、ハズさない理由とは?

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その値段、たった税込み32~33円ながら、おみやげでも、差し入れでも、しっかり「気持ち」が伝えられるチョコレート菓子、『ブラックサンダー』。

もちろん、安さも人気のポイントでしょう。贈る方も、貰う方も気兼ねがありません。しかし、ブラックサンダーが売れている理由は値段だけではないのです。

それは、貰ったときの、「ほっこり感」(笑)。
同じチョコレート菓子の中でも、『ポッ○ー』や『○アラの○ーチ』にはない、独特の個性がありますよね。

さまざまなシーンで贈って、喜ばれる-。『ブラックサンダー』の愛される理由を分析します。

ブラックサンダーのある風景

ブラックサンダーは、自身で食べるために買うことよりも、「贈る」「もらう」のシーンが似合います。
本当に少しだけ、「意味」のあるときに、活躍するのがブラックサンダーです。

①同僚への、ちょっとした労いや差し入れに。
②友人への、ささやかな感謝や激励に。
③パーティーやゲーム大会などでの「残念賞」に。
④旅行先からのおみやげに。※ご当地版限定商品など。
⑤バレンタインデーやホワイトデーの義理用(義理返し用)に。

いずれの場合も、贈られた方は「あ、ブラックサンダーだ!」と、親近感を抱いてくれるはず。ほど良いメジャー感、サイズ感に、何となく、安心するのではないでしょうか。

そのメジャー感、サイズ感、そしてそこから生まれる安心感には、他のチョコレートや100円以下の菓子に比べても、個性的な理由があるのです。

愛される8つの理由

よく見掛ける

コンビニにもスーパーにも、お菓子売り場を覗けば必ず置いてありますし、ときどき、お会計時のレジ横に置かれていたりすることもあります。

本当に、「よく見掛ける」でしょう。

ちなみに、発売当初(1994年)のブラックサンダーは、ターゲットを主に学生に絞っていて、大学生協での扱いに限られていたとのことです。

シンプルな商品名

ヒーローものの、キャラクターとして登場しそうな商品名ですよね。お菓子っぽくないネーミングながら、少年・元少年の心をくすぐるような、子供も大人も一回で覚えてしまうネーミングセンスです。

狙い過ぎのキャッチコピー

商品に添えられるキャッチコピーも、どこか野暮ったいのに、クセになります(笑)。

有楽製菓株式会社 もっとブラックサンダー

発売当初からあるのが“おいしさイナズマ級!”ですが、商品が売れ始めた2003年頃に加えられたのが、“若い女性に大ヒット中!”。

これは開発者が女性にも買ってほしいとの願いを込めて、コピー先行で付けたようですが……実際、最近では、若い女性がインスタグラムなどで「○○○さんからもらったブラックサンダー」と、写真を公開している例がものすごく多いとか。

開発者の狙いが、見事に当たっていますね。

有名人も好物

10年くらい前に、『生協の白石さん』に取り上げられたことでも話題になりました。そこから一気に、コンビニやスーパーにも進出。

その後、オリンピックメダリストの内村航平さんや、内閣総理大臣の安倍首相も「ブラックサンダー好き」を公言されたことから、ブラックサンダーは、メディアでも、一躍その名を馳せます。

各界の有名人が、名指しで評価してくれたことも、メジャー化につながった要因のひとつでしょう。

ザクザク食感

ココアクッキーとハードビスケットをチョコレートでコーティングされた、重厚なザクザク食感。見た目通り、想像を裏切らない、良い意味で、「平凡な味」です。

板チョコより柔らかい食感なので食べやすく、チョコレートが好きなお子様やお年寄りへも、ファンを拡げています。

意外に低カロリー

商品1本あたり、約110Kcal。だいたい、おにぎり半分と同じくらいです。
仕事の合間や勉強中などに、ササッと栄養補給をしたいときに、最適なカロリーかもしれません。

個性あふれるシリーズ商品

ブラックサンダーは、シリーズ商品がどんどん出てくるのも特徴です。
それも、ご当地限定バージョンや他商品とのコラボレーションなど、毎回、「こんなの出たんだ~」と、必ず新鮮な驚きをもたらしてくれるものばかりです。

たとえば『ビッグサンダーミニ』。大きいのか小さいのか、わかりません(笑)。

話題性の作り方も、なかなか秀逸です。

「公認」の義理チョコ

2013年2月、新宿に登場した、ブラックサンダーが買える自動販売機。その名も『義理チョコマシーン』。
随分と割り切った、大胆なイベントでした。

自動販売機で買えるのは、“義理チョコの素”と銘打たれた350ml缶で、その中には、ブラックサンダー3個と、シール、そして「義理チョコのお作法」なるカードが入っていました。

ブラックサンダーが体を張って示した、自虐的なプロモーションです。

このイベントをきっかけに(?)、ブラックサンダーは世の中に「公認」の義理チョコとして定着します。

実際、職場では、毎年のバレンタインデーで、大量のブラックサンダーを手裏剣のごとく、事務的に配っている女子を、見掛ける気がします……。

シリーズ商品(一例)をピックアップ

白いブラックサンダー

北海道旅行のおみやげに、友人から『白いブラックサンダー』をもらいました。

“北海道発”として登場以来、根強い人気がありますね。ボク個人的にも大好きです。

「ブラックなのに、白い、って……」。
この突っ込みも、「お約束」。

柿の種サンダー

あの、『柿の種』とのコラボ商品。

チョコレートの中に、柿の種が埋もれているではありませんか!

「あまじょっぱい」が、メーカーのアピールポイントですが、チョコレートの甘味が勝っていて、柿の種の存在感は控え目です。

お酒も、チョコレートも、両方好きな方にはおすすめかもしれません。

グラノーラサンダー

ヘルシー志向の新商品。通常のブラックサンダーより、10円高いです。

「体に良いものを食べている」という、満足感あり。

ビッグサンダーココナッツ

ココナッツビスケット+パフの組み合わせ。

平べったくて、食感はザクザク、より、サクサクという感覚です。
通常のブラックサンダーより、20円高い、税抜き50円。

溶けやすいので、ご注意を。

まとめ

ある日、会社のデスクに戻ると、資料を貸していた後輩から、その返却が。「ありがとうございました。参考になりました」の便箋に綴られたメモと一緒に添えられていたのが、ブラックサンダーでした。

……確かに、ほっこり。(*^-^*)

これこそ、“ブラックサンダーの贈り方”の、正攻法なのでしょう。

この記事を書いた人

パンダパパ
パンダパパ
ライター歴は約20年。20代は東京中を取材で駆け回る。テレビCMの構成やチラシ・パンフレットの制作も手掛ける。一人息子を「子分」として携えて出掛けるのが楽しくて仕方ない。

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