格安スマホの楽天モバイルに変えたいけど、今のiPhoneも使い続けたい!けど設定とか申し込みとか難しそう・・・。
そう悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はauのiPhone6sを使っていますが、月々の通信料が高いと感じていました。
ずっと迷っていたのですが、今回思い切って楽天モバイルに切り替えましたので、やり方をお伝えしますね。
この方法だと中のカードを変えるだけで、面倒なアプリの設定やデータの移しかえなど不要で電話番号は変わらず今使っているiPhoneを使い続けることができるんです!
[btn class=”lightning big bg-yellow maru”]楽天モバイル公式サイトはこちら[/btn]
この記事の目次です
楽天モバイルに切り替える前にすること
大手携帯電話会社のauから格安スマホである楽天モバイルに変える場合、事前にいくつかしておくことがあります。
解除料確認
今auの携帯を使っている方は、2年契約の『誰でも割』に加入している場合がほとんどです。
※画僧はau公式サイトよりお借りしています。
『誰でも割』は“2年契約にする代わりに月々の利用料を割引します”というもので、2年に1回2か月間ほど更新月が来ます。その更新月以外に解約をすると、9500円(税別)がかかります。
更新月はauショップかauお客様サポートというサイトで調べることができます。
数か月以内に更新月が来る人はそれを待って解約したほうがお得です。ですが更新月が1年以上先という人は、解約して解除料を支払ったほうがトータルでお得だと思います。
1か月分 | 1年分 | |
---|---|---|
au | 6,696円 | 8,0352円 |
楽天モバイル | 1,728円 | 20,736円 | 差額 | 4,968円 | 59,616円 |
※auはスーパーカケホ・データ定額3・LTEネット。楽天モバイルは3.1GBプランで計算。すべて税込み価格。
1年で5万円以上の差額が出ることもあります。楽天モバイルにすると月々の利用料が半額以下になるので、高い利用料を1年以上払い続けるよりは解除料を支払って切り替えたほうが安いでしょう。
分割金残高の確認
今使っているiPhoneの本体代を分割で支払っているというかたは、どのくらい残っているか確認しておきましょう。
auを使っていたときは、分割代の半額程度が月々の利用料から『月々割』として割引われていたのですが、楽天モバイルにしてしまうと月々割はなくなって本体代金だけを支払うことになります。
分割金だけを毎月終わるまで支払うか、一括で支払うかを選べます。
メールアドレスが変わることを友人や家族に連絡
auを解約してしまうと、auのメールアドレスが使えなくなります。今までauのメールアドレスでやり取りをしていた友人や知人・家族に連絡して、メールアドレスが使えなくなることを伝えましょう。
楽天モバイルも『〇〇〇@rakuten.jp』のメールアドレスを使うことができますが、フリーメールを取得することもおすすめです。
フリーメールとは無料で自由に使えるメールアドレスで、特に『Gmail』は使っている人も多く、アプリでもパソコンからでも見ることができて便利です。
アップルIDの変更
アイフォンやiPadで、アプリをダウンロードしたりiPhoneを探したりするときに必要になるアップルID。iPhoneを購入した時にauのメールアドレスを設定している場合がほとんどです。
auを解約する前に変更しておきましょう。
iPhoneの『設定』→『itune StoreとApp store』→『Apple ID』→『Apple IDを表示』の順にタップすると次の画面になります。
『appleid.apple.com』をタップし、ログイン後『アカウント』→『メールアドレスを編集』から変更します。
詳しい変更手順はアップル公式サイトのApple ID を変更するに詳しく書いてあります。これも私はGmailに設定しなおしました。
MNP(ナンバーポータビリティー)予約番号の取得
電話番号を変えずに携帯電話会社を変えるには、MNP(ナンバーポータビリティー)予約番号というのが必要になります。
※画僧はau公式サイトよりお借りしています。
auショップに行くか、『0077-75470』に契約者本人が電話をして取得します。
転出手数料が3000円(税別)引き落とされます。
私が電話した時は、転出後に使う携帯電話会社を聞かれたので、『楽天モバイル』と答えると『安いですよねー^^』と言われました^^;感じのいいオペレーターさんでした。
SIMロック解除手続きをする
今使っているiPhoneには、“au以外使えません”というロックがかかっています。これをSIMロックといいます。楽天モバイルにするためには、このSIMロックを解除しなければいけません。
auショップに行って手続きをすれば手数料が3000円(税別)かかりますが、ホームページからだと無料でできます。auお客様サポートにログインして、“操作設定トラブル”の“SIMロック解除手続き”から操作します。
[btn class=”lightning big bg-yellow maru”]楽天モバイル公式サイトはこちら[/btn]
楽天モバイルに申し込む
楽天モバイル公式サイトの“楽天モバイルのお申し込みはこちらから”より申し込みます。
免許証やパスポートなどの本人確認書類を準備しておきます。保険証の場合は公共料金の請求書(住所が書かれているもの)も必要になります。auを契約するときも免許証を確認されましたが、楽天モバイルでも同じのようですね。
お申込みタイプの選択で『SIMのみ購入』を選択します。
SIMカードというのは携帯やスマホに入っている小さなカードで、電話番号を始め情報を管理するものです。このカードがないと携帯電話を携帯電話として使うことができません
通話SIMを選択し『料金プランの選択』へ。
私は3.1GBプランにしました。一番安いベーシックプランは通信速度が遅いとのことだったので避けました。
毎月どのくらい使うかわからないという方は、auお客様サポートかデジラアプリというのを使うとすぐにわかりますよ。
iPhone6sに対応するのは『ナノSIM』という小さなカードなのでそれを選択します。
対応するSIMはアップル公式サイトで確認できます。
『オプション選択』へ進みます。『つながる端末補償』に最初からチェックが入っていますが、私は外しました。
月500円で端末補償がつけられるそうで、不安な方は入ってもよいのではないでしょうか。
『アクセサリー購入』に進みます。必要ないのでチェックはせず、『お客様情報入力』へ。
楽天会員の方はここでログインします。会員でない方はお客様情報の入力へ進みます。
ここでMNP(ナンバーポータビリティー)の情報を書き込みます。
『自宅から開通受付センターに電話して開通する』のチェックを忘れると、申込後の2~3日間携帯電話を使えなくなってしまいます。
今使っている電話番号、電話で取得した予約番号、予約番号の有効期限を入力します。
私はちょこちょこした電話が多いので、楽天でんわ5分かけ放題に申し込んでみました。
契約者情報、後ほど使うパスワード、配送先を入力します。
支払いにポイントを使うかを設定できます。『すべてのポイントを使う』に設定しておくと、自動的にポイントを支払いに使ってくれるのでおすすめです。
契約通知、メルマガの来る来ないを決めて『お客様情報確認』へ進みます。
確認後、注意事項同意にチェックをして『申し込みを確定する』をクリック。これで申し込みは完了です。
出てきたIDとパスワードは本人確認書類アップロードに必要なのでメモして『本人確認書類アップロード』に進みます。
準備しておいた免許証などの本人確認書類を写真に撮ってアップロードします。
スクショを取るのを忘れてしまい画像がなくて申し訳ありません^^;本人確認終了後、通知メールが来て登録が完了となります。
[btn class=”lightning big bg-yellow maru”]楽天モバイル公式サイトはこちら[/btn]
楽天モバイルのSIMカードが届いた
申し込みから3日後、楽天モバイルのSIMカードか届きました。
薄い!SIMカードだけなので当たり前ですね。
これが楽天モバイルのナノSIMカードです。
開通受付センターに電話して開通する
SIMカードが届いたら、開通受付センターに電話をして開通させた後差し替えます。
※画像は楽天モバイル公式サイトよりお借りしました。
携帯から『0800-805-1111』にかけ開通させます。自動オペレーターの対応ですぐに終わります。
午前8:59までに電話をした場合当日の9:00~21:00までに、それ以降に電話した場合翌日の21:00までに開通すると書いてありますね。
私は10時ごろ電話をかけたのですが、次の日の12時ジャストに開通しました。電波の表示部分がいきなり圏外になるので、開通したことはすぐにわかりました。
楽天モバイルのSIMカード差し替え
iPhoneを購入した際箱の中についてきたこのような形の金属の棒を準備します。『SIM取り出しツール』と呼ばれるそうです。
なければクリップを広げたもので代用が可能です。
iPhoneの横にある小さな穴の開いたところ、ここにSIMカードが入っています。
小さな穴にSIM取り出しツールを差し込み強く押します。
空きました。
これがauのSIMカード。
楽天モバイルのSIMカードをそっと折り取り、auのSIMカードと差し替えます。
iPhoneに差し込み戻します。
アップルIDの画面が出てきました。IDとパスワードを入力しサインインします。
向かって左上に今までauと表示されていたものがdocomoにかわりました!楽天モバイルはドコモの回線を使っているので、ドコモの表示が出るんですね。
携帯会社を変えたという実感が今更ですが湧いてきました。
SIMカードを差し替えるとデータは消えないの?
auから楽天モバイルのSIMカードに差し替えたのですが、SIMカードを差し替えても電話帳のデータなどは消えないのでしょうか?
実はSIMカードに保存されている情報は電話番号や契約者の情報で、ゲームや電話帳などのデータは携帯電話本体に保存されています。SIMカードを差し替えただけではデータが消えてしまうことはありません。
つまり、面倒なデータ移動などは必要なく、今まで使っていたiPhoneを使い続けることができるんですね!
楽天モバイルの初期設定をする
楽天モバイルのSIMカードに入れ替えましたが、それだけでは使うことはできません。楽天モバイルの通信を使えるように初期設定をします。
読んだだけだと難しそうに見えて身構えてしまいましたが、やってみると割と簡単にできました。
iPhoneの初期設定はWi-Fi環境が必要になります。自宅のWi-Fiを使うか、フリーWi-Fiを使える場所に移動します。
SIMカードが入っていた台紙に“お客様のAPNは『rmobile.jp』です”とあり、説明書には“APN:rmobile.jpの方”とあります。書かれているURLを手入力で打ち込みアクセスすると、『プロファイル』というのをダウンロードできました。
これで晴れて楽天モバイルユーザーになりました!!
楽天モバイルに変えてみた感想
楽天モバイルに変えること自体は思っていたほど難しくありませんでした。切り替える前のメアドの連絡や、解除料の確認などを事前にしっかりやっておけば、切り替えた後に慌てることもないと思います。
楽天モバイルは遅いとよくネットに書かれていますが、言われているほど気にならず今まで通りに使うことができています。
楽天でんわ5分かけ放題に入ったので5分以内の通話はすべてタダでできて、通信料が3ギガ使えて月に2646円で済むので、今まで7000円以上支払っていたことを考えるととても安いです!
しかも利用料金の支払いにポイントが使えるので、ポイントを持っていればさらに支払額が減ります。それに加えて、楽天モバイルを使っていると楽天での買い物がポイント+1倍になるので、今まで以上にお得に楽天市場を使うことができるようになりました。
楽天では食料品や本を買ったりしているので、携帯も一緒にできて良かったと思います。
難しそうだと悩まれている方は、私の方法を参考にしてみてくださいね。通信料の負担は減って、今までと変わらず使えるので快適です!
[btn class=”lightning big bg-yellow maru”]楽天モバイル公式サイトはこちら[/btn]