小学2年生の息子は、ほぼ毎週末サッカーの練習に行っています。
1Lの水筒にたっぷりの麦茶を入れて持たせるものの、それでも足りなくなることもしばしば。そんな時に、上級生が大きいスポーツジャグで豪快に水分補給する姿を見て「これならいいかも!?」と思い購入してみました。
期待いっぱいのスポーツジャグ、その実力はどうなのでしょうか?
この記事の目次です
「サーモススポーツジャグFPG-1903」の仕様
「サーモス」というだけで、なぜか品質には問題ないはずという先入観を持っている私は「サーモススポーツジャグFPG-1903」を選びました。
お値段が1,980円だったので、「普通の水筒の半額ぐらいで買えるんだ!」とサイズに見合わない安さに少し驚きました。
■容量:1.9L
1.9Lあれば2~3時間の練習なら十分足りそうです。
■口径:約10.5cm
キャップを取った状態でこの広さがあれば、大きめの氷も入れられますね。
■本体寸法:幅20cm×奥行15.5cm×高さ28cm
いつもの水筒に比べると、さすがに大きいと感じるサイズです。
収納されたハンドル部分を持ち上げるとさらに高さが増しますが、持ち運び便利な形になりました。
■本体重量:0.8kg
中身を入れれば重くなるのでしょうが、本体だけなら軽いと感じます。真空断熱ではなく「断熱材入り」なので、大きさの割にとても軽い造りになっているんですね。
■デザイン
飲むときに両手で持ちやすいように、手の当たる部分(赤で囲んだ部分)にはくぼみがあります。
中身がたくさん入っている状態の時は結構な重さになるのでありがたいデザインですね。
また、フタにはロックリングが付いていて、飲む時に外してボタンを押すと開くようになっています。
断熱材はどこまで効果を発揮する?
いつも使っているサーモスの水筒は真空断熱で、その取扱説明書には「保冷効力は9℃以下で6時間」と記載されていました。
今回購入したスポーツジャグは、真空断熱ではないのでそこまでの保冷効力ではないと思いますが、ペットボトルに比べれば上回るはずです。また、説明書には「氷を入れるとさらに保冷力がアップする」と書いてありました。
商品の箱に、このようなグラフがあります。
注意書きを拡大してみましょう。
本来、ジャグを使う場面が「室温20度において」ということは少ないような気がしますが…。
それをわざわざ「室温20度において」実測したのはなぜ?と疑問がでてきました。これは試してみるしかありませんね!
暑い日のサッカーの練習では、子供達は冷たい水を頭からかぶったり、背中にかけたりして体を冷ましつつ大はしゃぎするのが恒例です。
なおさら氷を見つけたりしたら「食べたい!ちょうだい!」と大騒ぎです。なので、実際にこのスポーツジャグに入れた氷がどれくらいの時間なら無事でいられるかを試してみたいと思います。
氷を満タンに入れてスタート
冷蔵庫の自動製氷機で作ったサイズの氷を、キャップが閉まるギリギリのところまで入れて外に持ち出してみました。この日は、小学校の校庭で午後3時~5時までの2時間の練習です。
時間は午後2時59分、気温は31.9度です。自宅を出る直前に氷を入れて、5分ほどで到着しましたが、まだしっかり形がわかる状態です。
約1時間後
時間は午後3時57分、なんと気温は35.6度です。光の関係で同じ位置で写真を撮ることはできませんでした。さて氷は無事なのでしょうか?フタを開けてみると…。
たった1時間でかなり暑くなりましたが、氷はまだ形を残しています。
約2時間後
時間は午後4時48分、気温は少し落ち着いてきて34度です。
氷は少し融け始めていますが、それでも十分な大きさのまま残っています。
もちろん、中に入れたのが氷だけだったことや、氷の量が満タンだったことが影響して長持ちしたこともありますが、思っていたよりも優秀な結果です。
飲み物だけを入れた場合、ここまでの保冷効果は得られないと思いますが、説明書の「氷を入れるとさらに保冷力がアップする」は納得できました。
飲み物を入れる時には、タッパーなどで大きめの氷を作って入れると冷たさが長持ちしそうですね。
別売りの交換部品
別売りの交換部品も見つけました。パッキンは、長く使っていると変色したり、弱って切れたりするので「替え」は必需品です。
個人的には、水筒を洗う時に外したパッキンを無くしたこともあるので、別売りしていると安心です。お値段もお手頃なので、何か他の物を買う時に一緒に注文しておこうと思います。
また、キャップも変えられるので、好きな色と取り替えても使えますね。
ちなみに、息子に「どの色がいい?」と聞いたところ「赤!」と即答されました。本体が青なのに…かなりポップな感じのジャグになりそうです(笑)
まとめ
これからますます暑い日が続きますので、熱中症対策は必須ですね。サッカーの時だけでなく、夏休みのレジャーでも役に立ちそうです。
大容量のスポーツジャグで、暑い夏を乗り切ろうと思います!